そんなとき、「せっかくなら縁起の良い日にしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
カレンダーでよく目にする「大安」や「仏滅」。これらは六曜(ろくよう)と呼ばれ、昔から冠婚葬祭などの日取りを決める際の目安として親しまれてきました。
しかし、実は建築には、六曜とは別に「建築吉日」という考え方があることをご存じでしょうか。
その代表的なものが「十二直(じゅうにちょく)」です。
十二直は、日ごとに12種類の意味を持つ暦の考え方で、その中でも「建(たつ)」「満(みつ)」「平(たいら)」「定(さだん)」「成(なる)」「開(ひらく)」の6つは、建築に縁起が良い日とされています。
例えば「建」は新しいことを始める日、「満」は物事が満ちる日、「成」は物事が成就する日とされ、地鎮祭や上棟などの日取りを考える際の参考にされています。
一方で、建築では避けた方が良いとされる「三隣亡(さんりんぼう)」という日もあります。昔から建築に関する凶日とされており、大安であっても気にされる方がいらっしゃいます。
さらに、何かを始めるのに良いとされる「一粒万倍日」や「天赦日」などもあり、暦を調べてみると意外と奥深いものです。
ただし、これらは古くから伝わる暦の習わしであり、実際の工事の安全性や建物の品質を左右するものではありません。
大切なのは、縁起の良さだけにこだわりすぎず、ご家族の予定や工事の工程、天候なども考慮して、無理のない日程を選ぶことです。
家づくりは、ご家族にとって大きな節目となる出来事。
昔ながらの日本の文化や習わしも楽しみながら、ご家族みんなが気持ちよく新しい一歩を踏み出せる日を選んでみてはいかがでしょうか。
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ライフスタイルアドバイザー 森脇
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