家族で過ごす時間も、一人で過ごす時間も、どちらも大切にしたいものです。
今回は、LDKとつながりながらも、高低差によってそれぞれの居場所を設けた施工実例をご紹介します。
高さの違いが、視線や気持ちの切り替えにどう関わるのかに注目します。
こちらの住まいでは、リビングアクセス階段の途中にスキップフロアを設けています。
本棚とデスクカウンターは、使う方に合わせた高さで造作したオリジナルです。
LDKに隣接しているため、ご家族の存在を感じながら過ごせる一方、手元が隠れる高さにすることで、仕事や趣味にも向き合いやすい場所となっています。
同じ空間の中でも床の高さが変わることで、視線の位置にも違いが生まれます。
家族との距離は、壁や扉だけでつくられるものではありません。
少し高さを変える、向きを変える、視線が重なりすぎないようにするなど、空間のつくり方によっても過ごし方は変わります。
完全に個室へ移動しなくても、気持ちを切り替えられる場所があることで、家の中で選べる居場所が増えていきます。
こちらの住まいでは、スキップフロアだけでなく、LDKから洗面、ファミリークローゼット、玄関へと回遊できる間取りも取り入れられています。
家族が集まる場所と、それぞれが使う場所を分けながらも、住まい全体が途切れずにつながっていることが特徴の一つです。
一つの空間に多くの役割を持たせるのではなく、暮らしの場面に合わせて居場所を設けることで、家族それぞれの時間も持ちやすくなります。
家づくりでは、部屋数や広さだけでは表しにくい「距離感」もあります。
リビングの近くで過ごしたいのか、集中できる場所が必要なのか、ご家族によって心地よい距離は異なります。
間取りを見る際も、どこに何帖あるかだけではなく、そこから家族の姿がどのように見えるか、声が届く位置なのかまで想像すると、その住まいで過ごす日々の時間が、より具体的になります。
今回ご紹介した施工実例の詳細はこちらよりご確認いただけます。
同じ空間で過ごしながら、それぞれの時間も大切にする。
そのための居場所のつくり方に目を向けると、間取りの見え方も変わるのではないでしょうか。
黒澤工務店モデルハウス
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黒澤 亜希
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