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はじめての家づくりでよく聞く「坪単価」とは？ 

 

坪単価だけで家を選ぶと失敗しやすい理由

 

新築注文住宅を考え始めると、必ずと言っていいほど耳にするのが「坪単価」という言葉です。

「坪単価が安い＝お得」「坪単価が高い＝高級な家」と思われがちですが、実は坪単価だけで家づくりを判断するのは注意が必要です。

今回は、家づくり初心者の方向けに「坪単価」の基本と、気をつけたいポイントを分かりやすく解説いたします。

 

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坪単価とは？

坪単価とは、建物本体価格を延床面積（坪数）で割った金額のことです。

 

例えば、

• 建物本体価格：2,000万円
• 延床面積：40坪 

この場合、坪単価は「50万円」となります。 

住宅会社の広告や資料でよく使われる指標ですが、すべての費用が含まれているわけではない点が重要です。

 

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坪単価に含まれないことが多い費用

 

坪単価は、あくまで「建物本体工事」の目安です。

実際の家づくりでは、次のような費用が別途かかるケースが多くあります。

• 外構工事（駐車場・庭・フェンスなど）
• 地盤改良工事
• 照明・カーテン
• エアコンなどの設備
• 各種申請費用・登記費用　など

そのため、坪単価が安く見えても、最終的な総額が高くなることも珍しくありません。

 

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坪単価が高くなる理由＝悪い家、ではありません。

坪単価が高くなる理由はさまざまです。

 

例えば、

• 断熱性能や耐震性能を高めている
• 無垢材などの自然素材を使用している
• 現場管理や職人の施工品質にこだわっている

 

これらは、住み心地や耐久性に直結する要素です。

坪単価が高いからといって、必ずしも「高すぎる家」というわけではありません。

 

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本当に見るべきポイントは「総額」と「中身」

 

家づくりで大切なのは、坪単価の数字だけを見ることではなく、

• 最終的にいくらかかるのか（総額）
• その金額でどんな性能・仕様の家が建つのか

 

をしっかり確認することです。

 

同じ30坪の家でも、性能や仕様、暮らしやすさは大きく変わります。

数字だけでなく、「どんな家に住みたいか」を基準に考えることが、後悔しない家づくりにつながります。

 

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坪単価は、家づくりの目安のひとつにはなりますが、それだけで判断するのはおすすめできません。

 

• 坪単価に含まれる内容
• 含まれない費用
• 家の性能や品質

 

これらを総合的に見て、自分たちに合った家づくりを考えていきましょう。

 

家づくりは一生に何度も経験するものではありません。

分からないことは遠慮せず、ぜひ専門家に相談しながら進めていきましょう。

黒澤工務店でもご相談お待ちしております。

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総務部　田口

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